トリフォニーホール&新日本フィルの「直伝!ワクワク/トコトン音楽道」
新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーによる、1年の間に墨田区立小中学校全36校を訪れる音楽指導事業「トリフォニーホール&新日本フィルの『直伝!ワクワク/トコトン音楽道』」が行なわれています。(「ワクワク音楽道」は小学校対象、「トコトン音楽道」は中学生対象)
5月15日に行われた、「ワクワク音楽道」は、午前中の授業に第三吾嬬小学校(墨田区八広2-36-3)の6年生(1校時)と5年生(2校時)を対象に、午後からは押上小学校(墨田区押上3-46-17)の5年生(3校時と4校時)を対象に行われました。
今回の授業は、新日本フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務める上岡敏之氏による授業が行われました。
上岡氏本人たっての希望で実現したこの特別授業では、“指揮者とはどんな仕事なのか”などを分かりやすい説明と、実際に小学生たちが歌う合唱のアドバイスを行いました。
第三吾嬬小学校の授業では、まずはじめに生徒たちが滝廉太郎作曲の「花」を合唱。その後、ピアノ演奏を交えて上岡氏による発音の仕方や詩が持つ情況の表現を込めた歌い方が指導されました。
「今日は、特別な機会をいただきました。上岡音楽監督の指導により、生徒たちの歌い方があっという間に上達したことに驚きました」と音楽専科の三浦里香教諭。
「本格的な授業を受けて勉強になりました」と生徒たち。
上岡氏は、「音楽に限らず、好きなものを見つけて心の支えを見つけてほしい」と生徒たちの将来を見据えた授業を行っていました。