男を上げるお洒落学【12】
Vol.12 柄物のコーディネート
ビジネススタイルで身に付ける3つのモノ(スーツ、シャツ、ネクタイ)には様々な色や柄があります。
全て無地の装いは無難ではありますが、時には柄物を上手く取り入れて楽しみたいものです。
今回は柄物のコーディネートについての話です。
まずは基本的なルールです。
(1)全てを柄物にするのは避けること。かなり上級者でないと柄同士がケンカしてしまい、まとまりが悪くなります。
(2)似た柄同士を合わせるのは避けること。例えばスーツとシャツを同じくらいの幅のストライプ柄にすることは避けましょう。
次に、画像をご覧ください。
柄物はスーツ(上着)とネクタイの2つですので、(1)のルールは守っていますね。
スーツとネクタイは全く違う柄ですので、(2)も大丈夫です。
さらに付け加えると、上着のチェックの色と、ネクタイの色を合わせています。
簡単なことばかりですが、これだけ押さえておけば失敗することはありません。
明日のコーディネートの際に早速実践してみて下さい。
【編集部 談】
一年に渡り掲載いただきました「男を上げるお洒落学」は、今回で最終回になります。
ちょっとした気遣いでお洒落度がアップすることやマナーを教えていただきました。皆様のお洒落がますます磨かれればと思います。原稿を書いていただいたフィボナッチ紳士洋品店 店主郷間裕様ありがとうございました。
今後は、ぜひ直接郷間さんにアドバイスを受けてみてはいかがでしょう。
文章・写真 郷間裕(フィボナッチ紳士洋品店 店主)
フィボナッチ紳士洋品店
東京都墨田区墨田5-4-7
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