京島キャンドルナイト ~ぬくもり長屋~
キャンドルと優しい音色につつまれた幻想的な一夜
イーストトーキョーが注目始めているなか、墨田区京島周辺でも、戦後間もなく建てられた長屋をリノベーションしたカフェやギャラリーなどが多く点在し、若い人たちを中心に、さまざまなイベントが開催されています。
キャンドルを通じて各所でワークショップやイベントなどを展開する「花笑みキャンドルプロジェクト」を主催する沖田さんもそのひとり。
10月に開催された、無印良品 イトーヨーカドー曳舟「つながる市」でキャンドルづくりのワークショップを開催し、同じくスウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」の演奏で参加した峰村茜さんと出会い、「京島キャンドルナイト ~ぬくもり長屋~」(12月5日開催)を実現することになりました。
会場となった京島と八広に挟まれる明治通りに面する「稽古場」(墨田区八広2-45-9)は、普段その名の通り、稽古の場やワークショップなどに利用されている長屋です。
イベント当日は、温かい灯が揺らぐキャンドルの演出とニッケルハルパの奏でる音色で、幻想的な空間を創り出していました。
「とても素敵な空間が用意されていて、お客様も温かく演奏を聴いていただき、いつもよりリラックスして演奏ができました」という峰村さん。
このイベントのテーマは、「癒しと新しい年への希望」。壁に飾られたファブリックツリーに来場者は想いを込めた願いを貼り付けました。
主催者の沖田さんは、「畳の上で和のぬくもりを感じ、くつろぎながら演奏を聴いたり、会話を楽しんだり、ファブリックツリーに願い事をしたり、終始なごやかなクリスマスイベントとなり参加者にも楽しんでいただくことができました」と無事イベントを終えた安心感からホッとした笑みを浮かべます。
「キャンドルに囲まれた長屋は魅力的で、初めてニッケルハルパの演奏を聴けて今日は特別の日を過ごすことができました」と、幻想的な空間と演奏に魅了された観客たちは、終了後も奏者やキャンドルアーティストと語らい、余韻を楽しんでいました。
演奏の模様は、下記アドレスから動画を観ることができます。