錦糸町の銭湯「黄金湯」がクラウドファンディングで呼びかけ
90年近く地元で愛され続けた
下町の銭湯がリニューアル!
都内にありながらも天然温泉の広い露天風呂を楽しむことができる大黒湯の姉妹店である「黄金湯(こがねゆ)」(墨田区太平4-14-6)が、クリエイターとの協働で新たなコンセプトの銭湯として生まれ変わります。
昭和の初期から地元住民に愛され続けている黄金湯(大正時代の創業という説)は、長らく親族経営をしていた銭湯を高齢に伴い、大黒湯(墨田区横川3-12-14)が経営権を引き継ぎ2018年に大黒湯の姉妹店として再オープンしました。
蒔きで沸かすお湯を楽しめる銭湯、レコードが聴ける銭湯として老若男女に親しまれていましたが、老朽化に伴い、昨年に大改装を決意し、今年の2月から改装工事が着工されました。
次世代を見据えた銭湯として生まれ変わります
下町ならではの銭湯の趣のある大黒湯との差別化と将来を見据え、若い世代にも銭湯に興味を持ってもらい、利用してもらうことも考え、新たな挑戦として、クリエイターとの協働で新しいコンセプトの銭湯へリニューアルの着工が今年に入り進められました。
内装設計を行うのは、清澄白川や青山、中目黒などの「ブルーボトルコーヒー」の店舗設計を手がける長坂常さん。
ロゴマークデザインや館内のサインなどを手がけるのは、着物の伝統を革新、アートとファッションの融合を目指すアーティストの高橋理子さんが参加しています。
大改装中にコロナの危機!それでも地域が元気になる場所を生み出したい!
新しいコンセプトともに、皆に愛される銭湯のリニューアルに向けて改装を進めていた時期に、新型コロナウイルスの影響が大きくのしかかってきました。
大黒湯は、公衆衛生に基づき、営業をしていますが、客足が途絶え、売り上げは60%減。黄金湯は、2020年6月のリニューアルオープンを予定していましたが、コロナ禍による工事の延滞や想定外の費用も大幅に膨らむなど例外なく大きな影響に見舞われています。
「幸せ空間」を経営理念に掲げ、地域の幸せと活性化を願う黄金湯。
昔ながらの銭湯の安らぎとともに、次代を見据えた新しいコンセプトを融合した銭湯で、まちを元気にできればという店主の想い。そして私たちのまちに欠かせないコミュニティスペースでもある銭湯を私たち一人ひとりの協力で守ってみてはいかがでしょう。
黄金湯の歴史や想い、リニューアル後のイメージや内容、リターンについては下記リンクよりご覧下さい。