コミュニティーカフェで非常食を体験
地域住民の多世代交流を目的とする「ほんわカフェ」は、とうきょうスカイツリー駅前内科の空きスペースを利用して毎月第2・4木曜日の11:00~14:00に開かれています。立ち寄りたい時に気軽に立ち寄ることができ、コーヒー(100円)を飲みながらひと時を過ごすことができます。
定期的にイベントも開催され、1月10日(木)に「第3回試食会 災害時・非常食を食べてみよう!」が行われました。
この日に用意された防災食は「発熱剤付きアルファ米炊き出しセット」。
同防災食は墨田区の防災備蓄倉庫に保管されているもので、一箱50食分を賄うことができます。
作り方は、湯沸かし用袋に水を8リットルを入れ、発熱剤で沸かします。
お湯が沸くまでの15分間の間にアルファ米と具材をかき混ぜて、お湯が沸いたらアルファ米にお湯を注ぎ、よくかき混ぜた上で更に15分待てば出来上がり。
アルファ米が出来上がるまでに、こうめ高齢者支援総合センターの齋藤好正施設長により平成に起きた災害と、忘れてはならない過去の災害や飲料水と、生活用水・備蓄物資・情報伝達の基本的知識のミニ講座が行われました。
30分ほどのお話の後、アルファ米が炊き上がり試食会が行われました。
「普段は、お茶を飲みながら皆とワイワイお話をしているのですが、たまにはこういう講座も勉強になっていいと思います」
「防災食を初めて食べたけれど美味しかったです」とカフェに訪れた方々。
「普段作ったり、食べたりすることのない非常食ですが、いざ災害が起こった時に慌てず、対応ができる予備知識として『非常食体験』を企画しました」とほんわカフェを運営する「こうめ♥つながるプロジェクト」のボランティアスタッフ。
ほんわカフェでは、通常世代を超えた交流を目的にカフェをオープンしていますが、不定期に健康講座や高校生と高齢者の交流なども開催しています。
カフェのオープン日は出入り自由ですので、気軽によってみてはいかがでしょう。
ボランティアスタッフも募集中とのことです。
お問い合わせ:こうめ高齢者支援総合センター
TEL:03-3625-6541