女性や初心者も楽しみながら空手を学ぶ 極己空手
武道の精神を持ったエクササイズ
極己(ごっこ)空手は、「自分時間を楽しむ大人の空手教室」として、2018年にスタートしました。
女性や空手初心者にも親しんでもらいたいと、会長の成沢由紀子さんをはじめ、7名のインストラクターのうち男女6名が指導にあたっています。
道場も畳の上ではなく、キレイなフローリングの会場で、ノリの良い音楽を流しながら、エクササイズの様に練習を行い、生徒は約8割が女性と空手未経験者が占めています。
では、空手の雰囲気を体験しながら行うエクササイズかというとそうでもありません。
成沢さんは、フルコンタクト空手の有段者でもあり、極己空手のベースには、武道の精神が引き継がれています。
「武道の精神は、暮らしの上でもとても大切で役に立つことが多く、極己空手では、空手を通じて、自分自身を磨くことを目的に行っています」と成沢さん。
極己空手の名前の由来は、「己を極める」と遊びの「ごっこ」を掛けています。その名の由来の通り、激しい組手(対戦)や試合に出ることを目的とせず、武道の精神を通じて、楽しく、心と体を鍛えることを目的にしているので、生徒さんもダイエットや気軽に空手に触れてみたいなど、さまざまな目的で練習に通っています。
また、日頃の稽古の成果や目標に向かって稽古ができるように昇級制度があります。
まずは、白帯からスタートして、審査に合格するとレベルに応じて帯の色が変わって行きます。初級から上級まで、10段階の帯が用意されています。
「上達していることに実感を感じる」「目標に向けて頑張ることができる」と昇級を目標に生徒さんたちも日々の稽古に熱が入るようです。
稽古を通じて、仲間づくりや日常の潤いも
「基本的に私たちインストラクターも楽しいことが好きというメンバーばかり。稽古の後にみんなで楽しくおしゃべりをしながら、お酒を飲むのも楽しみの一つです」と明るく話す成沢さん。
実際、遊びも人生を輝かすために必要なエッセンスと、生徒たちが率先して「大人のクラブ活動」が行われ、興味を持つ者同士が集まり、音楽部や登山部なども作られ活動をしているそうです。
将来の目標をお伺いすると
「現在、生徒さんからインストラクターになった方もいますが、今後もっと増えて行ければいいですね。極己空手を多くの方に知ってもらうために教室を増やしていきたいです」
極己空手の稽古は、押上スカイツリー教室(SORAスタジオ3・毎週土曜日)で開催しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
極己空手