【江戸っ子でい】イベントのプロは「良き社会人の育成」をするボーイスカウトの指導者だった!
※この記事は2022年秋号すみだノートフリーペーパーに掲載されたものです。
文:稲葉一弘
すみだで暮らす江戸っ子たちのONとOFF
井沢京太郎さん
夏から秋にかけてはお出掛けシーズン。各地で魅力的なイベントが開催されていますよね。ただ、イベントって準備から運営まで企画側は本当に大変なのです。大規模なものや、より魅力的なものにしようとすると、やはり「プロのチカラ」が必要になってきます。
今回はイベントのプロ「IZプロダクション」の井沢京太郎さんを取材しました。IZプロダクションは両国にあり、地域主体のものから企業の展示会、ソラマチの夏休み企画まで幅広いイベントの企画制作を行う会社です。

ひとつのイベントを行うためには沢山の人が関わり、成功に向けてワンチームで一致団結をして企画運営していきます。井沢さんは、成功したときの達成感や参加者からからの「楽しかったよ」の声が何よりもうれしく、やりがいのある仕事だと熱く語られていました。
企画運営力に定評がある井沢さんですが、その原点は小学生のころから継続しているボーイスカウトにあるとのことです。ボーイスカウトはアウトドアやボランティアを通じて「良き社会人の育成」をテーマに活動しています。

詳しい内容をお聞きすると、子供自らが活動の計画を立てることも多いとのことで、まさに企画運営の英才教育だと感じました。
現在は指導者として子供達の育成に力を入れている井沢さん、「自分のことで精一杯だった子が翌年には年少者を手助けしている姿を見ると、感動しますね」と嬉しそうにお話されていました。
オンはイベント企画のプロで、オフは地域の子供達の成長を手助けするお兄ちゃん。子供達を想う優しい井沢さんのお話を聞けて心がほんわり暖かくなりました。
文/著者 プロフィール

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生まれも育ちも墨田区で、実家は吾妻橋にあった洋食店と喫茶店。
大好きな墨田区の魅力を多くの人に知って貰いたいと思い「すみだノート」に参加させて頂きました。
すみだに暮らす人の魅力的で多様なライフスタイルを発信していきたいと思ってます。