通訳ガイドとまわる すみだ向島EXPO2021 見処ガイドツアー
築100年ほどの長屋などが数多く点在するまち「京島」では、下町ならではの風景や文化が今も色濃く残っています。京島を中心としたすみだ向島の街を舞台にした体験型芸術祭「すみだ向島EXPO2021」が、10月1日(金)~31日(日)の1ヶ月間に及び開催しています。
同イベントは、長屋文化が残っている地域独自の場所と市民を巻き込んだ暮らしと芸術を掛け合わせたプログラムで形成され、戦前戦後の長屋物件を改修した建物を中心に下町の風景が残る「京島・八広・文花エリア」を巡る街なか展覧会です。
このEXPOの魅力と地域の魅力を参加者に理解して頂くために、「ガイド付き会場巡回ツアー」(予約制)を企画しました。その名も「EXPO見処ガイドツアー」。
その名の通り、数多い拠点のEXPOの見どころを見逃されることの無いよう、また現代アートをより身近に感じてもらい、すみだ向島エリアの魅力を再発見して頂くことが、このツアーの目的です。
外国出身者も楽しめる通訳ガイドによるツアーを開催
10月11日(月)と16日(土)の通訳ガイドとしてツアーを担当する高野睦子です。
日本にお住まいの外国の方は日本語もお話になるので、日英混在のガイドで、交流も兼ねた楽しいツアーにしたいです。
私はこの地域に来るたびに多くのご近所の方に、楽しく挨拶できるのが嬉しくて仕方ありません。それは、私は別の場所に住んでいるのに、この街の人たちに、受け入れてもらってると思えるからです。「地域の力」は、本当に困ったときに私たちが頼りにできる唯一のものだと思います。ですがこれは、一朝一夕にできるものではありません。
長い時間をかけて、人々は生活することで地域を育て、また人々は生活の場としての地域に育てられてきました。つまり、長屋、古い家、新しい家、町工場、これらはみんなただの建物や仕事場でなく、日常生活の場として地域に深く関わっているのです。
私のツアーでは、何が「地域の力」をつくるのかという観点からも、アートを通して、EXPOと私の大好きなご近所の地域を紹介したいと思います。
アーティストが作るアートが、美術館に展示されるのではなく、生活の場である街の中に置かれることでできる空間は、たくさんの楽しかった思い出や、これからの楽しい暮らしを思い描かせてくれるはずです。
私と歩けば、EXPOは2倍楽しくなるでしょう!ツアーでお会いできるのを楽しみにしています。もちろん日本の方も大歓迎!交流も楽しいですよ!
すみだ向島EXPO2021「EXPO見処ガイドツアー」チケット販売中
ツアー実施日:10月1日(金)・2日(土)・4日(月)・9日(土)・10日(日)・*11日(月)・13日(水)・*16日(土)・17日(日)・19日(火)・20日(水)・23日(土)・24日(日)・26日(火)・30日・(土)・31日(日)
*印は在留外国人向け英語ガイドによるガイドツアー
催行人数:各ツアー5名(最少催行人数要相談)
実施時間:11:00~16:00(ランチは別途自己負担)*店舗紹介資料あり
集合・スタート地点:京島駅(元米屋:京島3-50-12)
参加費:4,000円(EXPOパスポート代、ガイド料、資料代、保険等含む)