京島クロスロード村で区長とトークイベント ーすみだ向島EXPO2021ー
京島3丁目、明治通りと四ツ目通りの交わる角の空き地に突如、竹材で作られた期間限定の庵ができあがり、「すみだ向島EXPO2021」の期間中は「京島クロスロード村」として開放されています。
その他、明治通り沿いの長屋に今年店舗兼事務所をオープンさせた株式会社バチスカーフは、こもんじゅ工芸とコラボレーションをして、古材を活用した空間でのフード販売やワークショップを随時開催。森脇環帆さんによる「ツママレプロジェクト」は、古道具が整然と並べられたテントの空間に小さなトリックが仕掛けられ、日常の街にある「スキマ」を再認識する仕組みがなされています。
そんな場所で10月15日に、山本亨区長をゲストに迎えたトークイベントが行われました。すみだ向島EXPO実行委員長・後藤大輝氏、京島クロスロード村長・小孫哲太郎氏、株式会社バチスカーフ代表・飯田拓哉氏、電気湯店主・大久保勝仁氏が登壇、建築家の小野志門氏を司会に、「粋でいなせなまちづくり」をテーマに熱いトークが繰り広げられた約2時間は、街を想う人々が次々と足を止め、活気あふれる場に。
トークショーでは、「粋といなせとは?」、「この街で大事にしたいこと」、「この街の建物や景観を生かしたまちづくりに大事なことは?」など下町の魅力と文化を未来へ向けて生かしていくためのトークが繰り広げられ、最後には記念のぐい呑みを作ったり、けん玉の披露があったりと、まちの人と区長との交流が行われました。
京島で生まれ育った人、街や人に惹かれてやってきた人の声に直接耳を傾けた区長は、「この街に残る建物や文化を残していくのは大切なこと。自分も向島で生まれ育った身として、このような活動は応援したい」と話しました。
「京島クロスロード村」は、「すみだ向島EXPO2021」の期間、10月31日(日)まで開催しています。その他にも、すみだ向島を舞台に、「隣人と粋でいなせな日」をテーマにさまざまなイベント企画が街に広がっています。イベントの詳細は、下記ホームページからご覧ください。