向島芸者さんとお座敷遊び体験 ーすみだ向島EXPO2021ー
「隣人と幸せな日」をテーマに昨年開催された、すみだ向島の街を舞台にした体験型芸術祭「すみだ向島EXPO2020」に続き、「隣人と粋でいなせな日」をテーマに今年も「すみだ向島EXPO2021」が10月1日(金)より10月31日(日)の1ヶ月間におよび開催されます。
開催に先駆け、地元住民による連携企画として、「向島芸者さんとお座敷遊び体験」が9月26日(日)の13時と15時に京島駅(※)で開催されました。
この企画は、「隣人と粋でいなせな日」というテーマから、「いなせな職人や鳶達と粋な向島芸者のお座敷企画をしよう」と地元の職人さんの発案から生まれたものです。
当日は、向島芸者のまり絵さん、ゆき美さん、小手毬さんが、京島駅2階にある和室で三味線・太鼓・笛による演奏で「さわぎ」等の唄を披露し、三味線の音色と唄に合わせた芸者さんの踊り「奴(やっこ)さん」などに来場者はうっとり。お座敷遊び「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」「とらとら」を全員が体験し、会場は大いに盛り上がりました。
「芸者さんのお座敷芸を初めて体験しました。お座敷遊びにも参加でき、あっという間に時間が過ぎました」と来場者は口を揃え楽しんでいました。
「地元の方々に芸を見ていただき、一緒に遊べて、とても楽しいお座敷を過ごすことができました」と、生まれも育ちも墨田区京島という芸者のゆき美さん。
料亭でのお座敷とは違ったアットホームな雰囲気でお座敷芸や遊びを楽しんだ後、いなせな赤半纏を羽織った向島鳶職組合、葛飾鳶職組合の面々により、木遣りの披露と一本締めでお開きとなりました。
(※)京島駅
築60年の元米屋を改修した、アーティストやまちの人々が交わるプラットフォーム。すみだ向島EXPO2021の総合受付センター。
すみだ向島EXPO2021
https://sumidaexpo.com