「すみだ向島EXPO2020」アーティストプロジェクトを巡る
9月12日(土)から開催されている「すみだ向島EXPO2020」。
今回は注目の2つの「アーティストプロジェクト」を巡ってきました。
まずは案内所の小倉屋からスタート。
隣人コンシェルジュに紹介していただいた「cafeのらくろ」で昼食。「cafeのらくろ」は、近くの相撲部屋の力士も通うお店で、お相撲ファンにも人気の高いお店です。
The world at home in Mukojima
世界の人々がくつろぐ向島(会場:float 文花2-6-3)
ドイツ人の留学生スプリー・ティトゥス氏(建築家・アーティスト)が向島に訪れたのが24年ほど前。 向島の複雑で多面的な魅力に惹かれ、自ら長屋をリノベーションして暮らし始めます。
2000年には、ティトゥス氏が中心となり、イタリア、スペイン、ドイツ、カナダ、タイなど十数か国の留学生や建築家、アーティストを集結して行われた「向島ネットワーク」、2001年には街を舞台に繰り広げるアートイベント「向島博覧会2001」が開催されました。
会場となるfloatでは、その後の世代に引き継がれながら今年の「すみだ向島EXPO」につながる源流とも言えるアーカイブを見ることができます。
系譜を調べてから「すみだ向島EXPO2020」の企画展を観ると視点も深まります。
移民の夢
(会場:Alternative Entrance Tokyo 押上3-25-17)
ホステルの1F、3F、屋上をギャラリーとして、三宅哲平氏による異なるコンセプトの作品が各階で展示されていています。
東京スカイツリーを一望できる開放的な屋上では、世界とのつながりをモチーフにした作品が展示。この作品のコンセプトは、ぜひ会場で三宅氏よりお話を聞いてみてください。
今回は、約40か所の会場で約50のプロジェクトが開催されている「すみだ向島EXPO2020」の2つのプロジェクトを紹介しました。
その他、各プロジェクトでは、さまざまな視点、企画が展開されています。この期にぜひ、向島エリアの魅力とアートを楽しんでみてください。
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