マップを片手に町内をウォーキング「向島四丁目北町会 ウォーキングマップ」
高齢者の健康増進と地域の名所巡りを目的に、向島四丁目北町会とこうめ高齢者支援総合センターが協力しあい「向島四丁目北町会 ウォーキングマップ」が制作され、町内全世帯に配布されました。
一周1.25kmの「てくてく頑張るコース」と650mの「らくらく近道コース」のウォーキングコースの案内とともに、町内にある名所や軒先に咲く花を楽しめるフラワースポット、足休めスポットなどが紹介されていて、楽しみながらウォーキングができるようになっています。
この地図は、町会有志が実際に歩いて作り、イラストも向島に住んで80年近くの石川進造さんが描いたもので、あたたかみを感じると好評です。
2019年10月10日(木)にマップを片手に実際にコースを巡るウォーキングが開催されました。
参加者は36名。参加者のなかには、秋葉神社の側にあるゲストハウス滞在中の外国人の姿もみられました。
歌川広重の浮世絵にも登場する名所江戸百景のひとつ「向島秋葉神社」(向島4-9-13)を地点として4組に分かれてスタートしました。
「この町内に住んでいるんですが、改めて巡ると新たな発見がありますね。きれいなお花を咲かせているお家も多いですね」と参加者のひとり。
コース内にある今では珍しい、おつまみの自動販売機を見つけると、「昔はよくこの自動販売機を利用したのよ」と懐かしい昔話で盛り上がる場面も多くみられました。
「高齢者の健康増進を目的に発案したマップですが、ウォーキングを通じて地域の名所巡りや、みんなで歩くことで多世代交流にも繋がればいいですね」とこうめ高齢者支援総合センター職員の井上文男さん。