★キラキラ橘★ 笑店街でショー!
商店街を舞台に七福神と過ごす
エンターティメントな2日間
下町の情緒と人情が色濃く残るキラキラ橘商店街。この商店街では、年間趣向を凝らせた多くのイベントが開催していますが、11月9日(土)・10日(日)の2日間にかけて行われた「★キラキラ橘★ 笑店街でショー!」はさらに異色、パワーアップしたイベントです。
歌あり、踊りあり、食べ尽くしあり、商店街にまさに福の神が舞い降りていました。

初日9日(土)12時30分のイベント開始時間に訪れると、七福神によるオープニング・パレードが行われていました。すでにスタートからボルテージが上がっています。パレードが終わると七福神たちは、商店街に点在しはじめました。
「七福神を探せ!」の始まりです。商店街を点在する七福神を見つけて、七福神すべてから千住札をもらうとお宝(100円券やお菓子袋)がもらえます。子供たちは七福神を目指し、商店街をロールプレイングゲームのように楽しんでいました。


その他にも謎解きゲームなどの参加型イベントや、商店街の一角にある田丸神社前で行われた「モテりょう」、「ヤング☆コーン」によるライブやショータイムで盛り上がり、キラキラ会館では吾嬬第二中学校演劇部、橘高校演劇部、演劇ユニット下町パスポートによる演劇が行われ、ワイワイ楽しんだり、じっくりと演劇を鑑賞したりと幅広い内容のイベントで大人から子供まで楽しむことができます。

そうこうしていると、向こうから賑やかな演奏とともにサンバパレードがスタートしました。
サンバは、地元鐘ヶ淵のサンバカーニバルや浅草サンバカーニバルにも出演する「すみだサンビスタ」有志によるパレード。いつもと違う商店街の光景を見ることができました。


「商店街が明るくなっていいね。私も踊りたいよ」と笑うおばあちゃん。
いつまでも好奇心旺盛なのも下町の特徴なのかもしれません。
翌10日(日)は、田丸神社前で、キラキラ橘商店街には欠かせないアイドル(アラフォー)グループ「キューピッドガールズ」が新しいメンバーを加わえてさらにパワーアップしたショーを披露。当日、別イベントで京島のまち歩きをしていた外国人が「oh my God!」と言いながら撮影している光景も見られました。
さらに、楽団「稲荷周祐グループ」と「下町ドラゴン(墨田区)」、「下町戦士サイガスター(墨田区)」、「コバトン(埼玉県)」、「獣兵衛(船橋市)」などのゆるキャラも加わり盛り上がりを見せていました。


キラキラ会館では、「pixie studio」、「みかとYamadanceCrewの仲間たち」、「橘高校ダンス部」、「スペシャルズ」の年代の違う4グループがダンスパフォーマンスを披露。
この日は、商店街の特別メニューを食べ歩きして楽しむ「つまみぐいウォーク」の同日開催や、東京土建墨田支部による「木工ワークショップ」なども行われ、商店街の端から端までイベントが満載で、さまざまなパフォーマンスで彩られた商店街を楽しむことができました。


キラキラ橘商店街って?
長年墨田区にお住いの方には“橘銀座”で親しまれてきた商店街です。
向島橘銀座商店街協同組合は昭和35年に始まり、昭和60年に公募で「下町人情キラキラ橘商店街」の愛称となりました。京島地区にある当商店街は、関東大震災、東京大空襲で奇跡的に火災に遭わず、今でも昭和の面影が残る下町の代表的な商店街です。近頃はテレビドラマやバラエティー番組のロケ地としてもよく使われており、昭和レトロな懐かしさと、つい食べ歩きしたくなる美味しいお惣菜が自慢の商店街です。(★キラキラ橘★ 笑店街でショー!パンフレットより)
主催:★キラキラ橘★ 笑店街でショー!実行委員会(向島橘銀座商店街協同組合、特定非営利活動法人すみださわやかネット、一般社団法人シアターキューブリック)
後援:墨田区、墨田区教育委員会、一般社団法人墨田区観光協会
協力:都立橘高等学校、墨田区立吾嬬第二中学校