ボクシングが熱い!墨田区
墨田から世界へ
3月15日(土)、錦糸町駅近くのボクシングジム「リバレーションボクシング」で、熱気あふれる合同スパーリング練習が開催されました。

今回の合同スパーリングには、会場となった江東橋の「リバレーションボクシング」(第47代日本フェザー級王者・木村鋭景会長)をはじめ、曳舟駅前の「フィットネス&ボクシング スタジオ ニュートラル」、そして江東区清澄白河の「NEIGHBORHOOD CLUB(ネイバーフッドクラブ)」の3団体が集結。大会さながらの真剣勝負が繰り広げられました。




会場のリバレーションボクシングの入り口では、東洋太平洋バンタム級チャンピオンの風格を感じさせる、『あしたのジョー』の等身大の矢吹丈が迎えてくれます。この等身大フィギュアは、リバレーションが以前の石原の地にあった頃からジムの歴史を見守ってきたもの。2023年の江東橋への移転後も、その存在感は健在です。


この合同スパーリング練習は、4月に開催予定の「スパーリング大会」の前哨戦ともいえるもので、選手たちが本番前に実践的な対戦を経験する機会となっています。勝敗を決するものではありませんが、リアルな対面を通じてお互いの実力を確かめ合う重要な場となりました。

スパーリング練習とはいえ、開始前から会場には熱気が満ちあふれ、選手たちは本気モード。観客もその緊張感を共有し、場内は一体となってボクシングの醍醐味を楽しんでいました。
しかし、決して殺伐とした雰囲気ではなく、選手たちはボクシングへの純粋な愛と情熱を持ち、スポーツとしての魅力を存分に味わっている様子が印象的でした。

墨田区は、オリンピックのボクシング競技会場が両国国技館であったこともあり、ボクシングへの関心が高い街です。
昨年に続き、今年もひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で5月17日(土)にすみだボクシング祭り2025の開催が予定されており、ますます盛り上がりを見せています。
いつの日か、私たちの街・すみだから世界に羽ばたくチャンピオンが誕生する日も、そう遠くはないかもしれません。
