京島ストリート防災フェスティバル 〜楽しみながら学ぶ防災〜
「京島ストリート防災フェスティバル」開催!

2025年2月9日(日)、京島三丁目ぐるぐる広場周辺の道路で「京島ストリート防災フェスティバル」が開催されました。
「いざという時に備えよう!楽しみながら学ぶ防災フェスティバル」をテーマに、参加費無料でさまざまな防災体験ができるイベントです。
フードブースには墨田区の飲食事業者を中心に多数の店舗が出店し、多くの来場者で賑わいました。

東京消防庁による「VR防災体験車」では、最新のバーチャルリアリティ技術を活用した臨場感あふれる防災訓練を体験できました。
専用の大型車両に搭載されたゴーグルを装着し、360°の立体映像を視聴しながら、動く座席や風圧、熱の演出により、地震・火災・風水害などの災害をリアルに疑似体験できました。

会場では陸上自衛隊の特殊車両の展示や、警視庁によるパトカー・白バイの展示、東京消防庁の消防車・消防活動二輪車(赤バイ)の展示が行われました。
特に子どもたちはバイクにまたがり、記念撮影を楽しんでいました。

また、京島周辺の店舗からキッチンカーや屋台が多数出店し、昼頃には地元の方々が行列を作る姿も見られました。
写真は、キラキラ橘商店街の「ベーカリーチャウチャウ」の皆さん。
防災をテーマにした「あまくておいしい 防災ヘルメットパン」や「チーズが噴火 もちもちチーズパン」が販売され、多くの人々に好評でした。

京島第二集会所(きらきら会館)では、「カイゴフェスタ 2025 〜フクシノミリョク〜」が開催され、福祉・介護に関する体験や商品の紹介が行われました。
言語聴覚士と理学療法士による体操体験、介護食の試食ブースなどが設けられ、来場者は実際に福祉の現場を体感。
某ファーストフード店のハンバーガーやフライドポテトをミキサーにかけた介護食の試食も提供されました。
また、おにぎりや豚汁が無料で振る舞われ、多くの人が味わっていました。

ぐるぐる広場では、携帯トイレや非常用の水の配布、簡易トイレや災害用食品、非常用発電機の使い方の説明が行われました。
さらに、東京消防庁の方々による心臓マッサージなどの救護講習や、道路下に設置された消火栓の説明もありました。
本イベントを通じて、防災や福祉・介護に関する知識が広がり、地域の防災意識が一層高まる貴重な機会となりました。
