すみだ地域学セミナー 2019年度 後期(全4回)隅田川アートライフ

2019年度後期のすみだ地域学セミナーは、9~12月にかけて実施されるアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)にちなみ、「隅田川×アート×文化」をテーマに、隅田川流域の“これまで”と“未来”を考えます。

すみだ地域学セミナー 2019年度 後期(全4回)隅田川アートライフ

第1回 9月 21日(
粋を育む花街文化~向島より
講師:小林 綾子氏(料亭「きよし」女将)
隅田川沿いの向島花街の文化も、すみだの欠かせない要素です。芸者衆の唄、三味線、鳴物、踊りなどの伝統芸能の継承についての取組やこれからの花街のあり方など、そこに息づく人だからこその視点で語ります。

第2回 9月 28日(
ひとつのまちを目指して
浅草と東京スカイツリー®をつなぐにぎわいの東西軸づくり

講師:池田 陽祐氏(東武鉄道株式会社 生活サービス創造本部 まちづくり推進統括部 課長  浅草・すみだミズべリング開発担当)
隅田川を中心として、浅草・東京スカイツリー®エリアの2大観光拠点をつなぐ多様な回遊を創出し、そこに生まれるにぎわいを周囲のまちに広げていく。地域の参画による検討から始まり、世界に向けた文化・活動の発信拠点を目指す、官民連携によるすみだの水辺空間づくりの取組を紹介します。

第3回 10月 12日(
“すみゆめ”って何でしょう?
講師:荻原 康子氏(「隅田川 森羅万象 墨に夢」統括ディレクター)/KOSUGE1-16 土谷 享氏(アーティスト)
「北斎」「隅田川」を主なテーマとする参加型のアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢(通称:すみゆめ)」。2016年から3年間の軌跡と今年度のみどころなど、参加アーティストを交え具体的に紹介します。

第4回 10月 26日(
隅田川総舞台化計画
講師:清宮 陵一氏(NPO法人トッピングイースト理事長)
隅田川を舞台にしたこれまでの音楽&アートイベントを振り返り、2020年に実施予定の『隅田川怒涛』へ至る経緯などを踏まえながら、隅田川流域における文化の在り方を考えていきます。2015年に墨田区で産声をあげた、古い電化製品を楽器化し演奏するプロジェクトのデモンストレーションも行います。