変わりゆく亀戸線
一つの時代が終わろうとしている。

僕が京島界隈に住み始めたきっかけは通称マンモス公園あたりの風景、雰囲気が気に入ったからだ。
震災以降、古い建物は少しずつ新しく建て直されてきていたがここに来て京島、押上、文花界隈の古い建物がかなり無くなっている事に気がついた。
同じ様に曳舟界隈を2両編成で走る東武亀戸線もついに古豪の8000系が次々と運用を離脱していった。
あれよあれよという間にステンレスの10000型、10030型に置き換えられていった。

当たり前だった日常の風景が当たり前でなくなるのを目の当たりにして少し呆然としている自分がいた。
とはいえ新しい両形式も充分に古い車両(なんか矛盾してる表現…笑)。過渡期の町に少しずつ馴染んできている様に感じる。
古民家をリノベーションして若者達が頑張っている様に、本線を退いた10000型たちが新天地で頑張る姿もまた良いじゃないか。
新しい車両を応援しつつ、去り行く8000系との別れを惜しむ。
変わってゆくモノ、変わらないモノ…それらが混じり合う日々を大切に目に焼き付けようと思う。


ありがとう8000系!
頑張れ10000型&10030型!
文/著者 プロフィール

- SSJF 曳舟まちかど実行委員
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大田区生まれで高校時代より江東区、江戸川区、墨田区と東京東部に住む下町育ち。
fat boys blues band、路地裏ノ月盗団といったバンド活動を通して「すみだストリートジャズフェスティバルinひきふね」のスタッフとなる。
下町の魅力を掘り起こす事に夢中になってます。
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