音で世界を旅しよう!!「ほくさい音楽博」2019年2月10日開催
音で世界を体験
「音で世界を旅しよう!!」をテーマに「ほくさい音楽博」が2月10日(日)に開催されました。
「ほくさい音楽博」は、世界に名を轟かせた葛飾北斎への敬意を込めて、北斎の生誕地でもある墨田区周辺地域の子供たちに、世界中の響きの美しい音楽に触れてもらい、その歴史を学び、練習を重ね、発表会を行っていくプログラムです。
小さいうちから世界中の音楽や楽器の響きに直に触れ、彼の地を想像すること。子供たちが小さな好奇心を持ち続けて、いつしか葛飾北斎のように羽ばたき、世界に影響を与える存在になっていって欲しいという願いを込めて開催され、今年で5回目を迎えました。
会場は、回向院(墨田区両国2-8-10)の本堂、念仏堂と回向院に隣接するシアターX(カイ)、両国駅に隣接するー両国ー江戸NORENの3会場で行われました。
プログラムは、昨年の11月から練習を重ねてきた小学生たちによる「義太夫発表会」「和楽器発表会」「ガムラン発表会」「スティールパン発表会」の披露。
各会場では、「スティールパン体験」「ガムラン体験」「世界の楽器体験」「ウクレレ体験」「和楽器体験」「サンバ衣装体験」等や義太夫発表会の講師を務めた竹本京之助、鶴澤弥々による義太夫ライブ、柳原陽一郎(元たま)も参加する和楽器ライブ等、普段では触れる機会がないような体験型プログラムが多数用意され、当日訪れた子供たちは、目を輝かせながら体験を楽しんでいました。
子供たちが世界の楽器に触れ合う
「今年は、5回目の開催になります。シアターXの劇場も会場となり、すみまるくんの乗車体験も加わり、年々規模の広がりを見せています。第1回目は、発表会に参加する子供たちも、スタッフが参加者を募るため走り回っていましたが、子供たちや保護者が昨年の友達の舞台を見て、自分も参加したいというお申し込みが増えてきました。少しづつ地域に浸透してきたのかと思います。これからも多くの皆さんに世界の音を体験してもらえればと思います」とトッピングイーストの宮﨑有里さん。
主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人トッピングイースト