【2026年5月23日〜6月6日】下町画廊 VOL VOLARE 「描くこと」中津川浩章展
いま、生まれる線と向き合う時間。

2026年5月、八広の下町画廊にて、画家・中津川浩章による個展「描くこと」が開催されます。
本展は、30年以上にわたり“描くこと”と向き合い続けてきた作家の軌跡と、現在進行形の表現が交差する展示。
単なる作品展示にとどまらず、“いま、この瞬間に生まれるもの”に立ち会う体験としての時間が用意されています。
原点となったのは、阪神淡路大震災の傷跡が残る神戸での個展。
そこで作家は、完成された作品を並べるのではなく、その場で描くという行為へと踏み出しました。
それから30年以上。
世界のあり方が大きく揺らぐ中でなお、「描く」という行為を続ける意味を問い続ける展示です。

ライブペインティング&トーク
2026年5月23日(土)16:00〜
ライブペインティングとトーク(with 高島史於)

ライブペインティングをはじめたのは、阪神淡路大震災の傷跡がまだ残る5月の神戸で個展をした時だ。東京で描いた作品をギャラリーに展示した。来場者は絵を見ているのに見ていない。何処かぼんやりしたまなざし、フォーカスが定まっていない感じがした。そこですべての絵を壁から外して急遽ライブペインティングをすることにした。出来るかどうかわからない初めての試みだった。いわゆる「作品」ではない生なもの、いま生まれくるものの感触を伝えたかった。
あれから30年以上の月日が流れた。見わたせば世界全体が被災地のようになっている。どんなに無意味に思えてもできることをやる、それだけだ。
中津川浩章
【会期】
2026年5月23日(土)〜6月7日(日)
【時間】
12:00~19:00(会期中無休)
※最終日6月7日(日)は17:00まで
【入場】
無料
【会場】
下町画廊 VOL VOLARE
東京都墨田区八広1-3-10 2F
お問合せ先
店主:高島史於
TEL:090-6300-6466
mail:foumio.takashima@gmail.com
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

完成された絵を見るのではなく、“生まれる瞬間”を見るというのは、少し怖くて、でもとても贅沢な体験です。
言葉にならないものを、線にする。
その静かな格闘の気配が、きっとこの空間には満ちているはず。
八広の小さな画廊で、世界の輪郭に触れるような時間を。







