かってぐち 3年目の扉

編集部の裏手にある勝手口を入り口にして、2024年の春に始めた駄菓子屋「かってぐち」。おかげさまで2周年を迎え、この春から3年目に入りました。

かってぐち

きっかけは単純なものでした。墨田区から駄菓子屋が少しずつ姿を消していくのが寂しかったのです。

及川

ないなら、自分でやってみようかな

そう思って始めたのが、土曜日だけ開く小さな駄菓子屋でした。

最初は一畳ほどの小さな売り場でしたが、近所の子どもたちに見つかると状況は一変します。

「店長、お店もっと大きくしてよ!」

そんな声に押されるように棚を増やし、今では台所いっぱいが売り場になりました。

かってぐち
かってぐち
かってぐち

毎週のように顔を見せてくれる子もいます。土曜日の12時開店なのに、朝から勝手口のドアを叩いて、

「店長、開けてー!」

と呼ばれることもあります。もちろん営業時間前ですが、内心は少し嬉しかったりします。

気がつけば、あっという間の2年間でした。ついこの前まで駄菓子を握りしめていた子が、いつの間にか高学年になり、小さな子の面倒を見ています。

駄菓子を売っているつもりでしたが、振り返ると、まちの子どもたちの時間を少しだけ預かっていたのかもしれません。

写真の似顔絵は、常連の子が描いてくれた店長の絵です。そんな宝物が少しずつ増えていくことも、「かってぐち」を続ける理由のひとつになっています。

店長

いつまで続くかは分かりません。でも今週もまた、子どもたちが叩く勝手口の扉を開けようと思います。

かってぐち

駄菓子屋 かってぐち
墨田区京島3丁目18番3号
営業日時土曜日 12:00~17:00
ホームページすみだノートの駄菓子屋さん「かってぐち」

店長からのお願い

・お買い物の合計はお客様自身で計算してください( 暗算推奨!)
・小さなお店なので、大人買いはご遠慮ください
・みんな仲良く!

すみだノート編集部
及川博勝

及川博勝