新聞作りを通じて街の魅力を発見!
すみだ生涯学習センターの講座で、こどもを対象とした「こちら、ユートリヤこども新聞社」(8月19日〜21日)とおとなを対象とした「趣味を活かして地域新聞を作ろう!」(9月4日〜6日)の新聞作り講座が開催されました。
弊社、すみだノート編集部の刈谷が講師を務め各3日間にかけて、講座・取材・新聞作りを行いました。
こどもたちがみんなで協力し合って新聞作り
こども向けの新聞作りは、区内小学校の4年生・5年生の3名が参加。初日の講座では、新聞作りの基本を学び、2日目の取材は、ユートリヤ館内を巡りながら、普段見る機会が少ない施設内の部屋やオブジェの解説を聞いたり、ユートリヤに登録しているサークルの絵画教室「どんぐりの会」を覗かせて頂き、会の皆さんにお話を聞いたり、簡単なワークショップを行いました。
3日目は、いよいよ新聞作り。今回の講座では、記者、カメラマン、イラストレーターの分業作業も行い、取材原稿の制作と共に、イラストを描いたり、取材時に撮影した写真をレイアウトしたり、みんなで協力し合いながら、一枚の新聞を作り上げました。
こどもたちは、短い時間にも関わらず、質問を的確にまとめ、話をしっかり聞いて上手に取材や新聞を作り上げました。おとな顔負けのアングルで撮った写真やかわいいイラストなどもあり、取材内容が分かりやすく表現されています。
こどもたちからは「ユートリヤを見学して楽しかった」「夏休みの思い出になりました」と感想をいただきました。
取材を通じ、まちの魅力を再発見
おとな向け新聞作り講座も同様に3日間かけて開催されました。参加者は45歳から70歳までの男女5名。
初日の講座では、プロのライター、カメラマン、イラストレーターが動画で分かりやすく説明。
2日目の取材は、京島長屋文化連絡会の後藤大輝さんの協力により、9月から1ヶ月に及び開催されている「すみだ向島EXPO」の会場となる京島や八広の長屋を見学したり、商店街を歩き、まちの人やアーティストに取材をしました。
最終日は、A3サイズの白紙の原稿にそれぞれが取材した原稿や撮影した写真を各自1ページを制作しました。
「身近な場所でも知らないことも多く、色々なことが発見できました」「新聞作りを意識して街を歩くの楽しい」と受講生の皆さん。
今回、この講座を通じて受講生の皆さんと「新聞作りサークル」を立ち上げることになりました。
それぞれの視点で、趣味や街歩きなどを新聞を通じて発信して、多くの方にも情報が届くようにできればと思います。
小学生向け、大人向け新聞講座で作った新聞は、ユートリヤ館内で見ることができます。ぜひ、足を運んでみてください。
ユートリヤ すみだ生涯学習センター
東京都墨田区東向島2-38-7
TEL:03-5247-2001(代表)
すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)HP