第55回すみだまつり・第50回すみだこどもまつりが開催されました
「ふるさとすみだ」を感じる二日間。
錦糸公園を中心に広がる、
地域最大の秋まつり

10月4日(土)、5日(日)の2日間にわたり、秋の恒例行事「第55回すみだまつり・第50回すみだこどもまつり」が開催されました。
この催しは、区民の交流を通じて“ふるさとすみだ”への愛着を深め、こどもの健やかな成長を願うことを目的に、毎年10月に行われています(公式サイトより引用)。

会場となった錦糸公園とその周辺施設には、朝から多くの来場者が訪れました。
ふれあい広場には墨田区内外からの模擬店や物産店が並び、昼どきには湯気と香りが立ちのぼる店先に長い列ができていました。
家族連れや友人同士が笑顔で並ぶ姿に、秋晴れの光が差し込みます。

ひがしんアリーナでは、コンサートやポスターコンテストの表彰式、すみだ親善大使の認定式などが行われました。
サブアリーナのこどもあそびコーナーでは、手づくりおもちゃや人形劇など、子どもたちの歓声が絶えません。
向かいの「わんぱく広場」では、ストラックアウトやラグビー、フットサルなどの体験コーナーが開かれ、子どもたちがボールを追いかける姿に、保護者の笑顔が広がっていました。

「一口餃子が美味しかったです」
「子どもが思い切り走り回れて嬉しかった」
わんぱく広場で出会ったご家族からは、そんな温かな声が聞かれました。

また、江戸時代から東向島で栽培されてきた名産「寺島なす」を先端に取り付けたトーチをつなぐ「すみだ青果リレー」も開催。
「NPO法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会」の主催で、4日間にわたり延べ500人が10キロのコースを走りました。
最終ランナーの山本区長が錦糸公園にゴールする場面には大きな拍手が起こり、今年も“すみだの絆”を感じさせる瞬間となりました。
昨年に続き、すみだノート編集長・及川(写真右)も参加。「沿道での皆さんの声援が力になりました」と笑顔を見せました。
地域の人々がつながり、世代を超えて集う「すみだまつり・こどもまつり」。
変わらず続いてきたこの風景が、墨田の秋を象徴しています。






