「一般社団法人てんてん」×「すみだノート編集部」オススメし隊!『押上よしかつ』
【 一般社団法人てんてん加盟店 】
業平5丁目
押上よしかつ
今回ご紹介するのは、押上の、『押上よしかつ』。
店主の佐藤さんは、練馬区生まれ。中・高は鉄道研究会に所属。農学系の大学で畜産を学び、スーパーに就職して、鮮魚を担当。1994年26才で独立し鐘ヶ淵にもんじゃ屋をオープンします。
子どもがまだ1才で、今思えば思い切ったなぁと、当時を振り返る佐藤さん。
2001年に奥様の実家でもある、現在の押上に移転と同時に、材料の国産化を進め、それはやがて東京産の食材・お酒にこだわった「都産都消」へと発展します。江戸東京野菜という言葉が生まれるより前に、東京中の農家さん、直売所、酒屋の開拓を開始。希少な東京産を求め、一から関係を築いて行く。生産者の立場になって考え、仕入れは言い値で。そうやって苦労して手に入れた東京食材をどうすれば美味しく料理できるのか。そのために様々な資格も取った。
「このこだわりが自分の首を締めてる…」と笑って話す佐藤さんはどこか誇らしげでもある。日本全国さらに海外からのお客様に「東京の郷土料理」を提供するお店のパイオニアとしての戦いはまだ続いています。
▲ 店主の佐藤さん
▲ 店内の壁に貼られた「東京島酒」ののぼり。
▲ 「寺島なすと鶏からの揚げ浸し」¥700
2024年N-1グランプリにて準グランプリを獲得した逸品!皮がしっかりした寺島なすは、油との相性が抜群!大きめのカットでトロッとした食感も堪能できます。寺島なすの収穫期限定商品(例年7月〜10月)です。
▲ 「赤のもんじゃ」¥1,560 具材の東京Xソーセージとナス(夏季は寺島なすを使用)を包み込むのは、立川産トマトをベースにした酸味のあるソース。焼けば焼くほど甘みを増して濃厚なお味に!おこげが出来上がるまでじっくり我慢!そのおこげをバゲットに乗せるとバターが溶け出し…これは発明です。
▲ 冷蔵ケースには東京産のお酒がズラリ。分厚いクリアファイルが1冊丸ごとお酒メニューなので、迷った時は、利酒師・焼酎アドバイザー・ワインソムリエなど、各種資格を持ったご主人にご相談ください。
▲ 東京産のこだわりは食品だけにとどまらず、木の椅子も檜原村の木を使った特注品!
店名の由来は。奥様の名前から「よし」ご主人の名前から「かつ」をとって「よしかつ」
押上よしかつ
住所:墨田区業平5-10-2
TEL:03-3829-6468
営業時間:
〈月~土、祝前日〉17:00~24:00(入店22:30まで)
〈日・祝日〉11:30~14:00(日曜・祝日ディナーは事前にご予約がある時のみ)
定休日 : 不定休・年末年始