八広誕生60周年記念『八広八八祭り』開催!
令和8年8月8日
「八」が重なった、ただ一度の夏。
16町会が初めて結集。「八広の日」制定を祝い、888人提灯行列で未来へつなぐ地域の灯
東京都墨田区八広地区では、2026年8月8日(土)、八広誕生60周年と、新たに制定される「八広の日」を記念し、『八広八八祭り』を開催いたします。
会場は八広地域プラザ吾嬬の里。
本事業は、八広地区16町会が初めて一つとなって実施する記念事業です。
祭りのシンボルとなる888人提灯行列をはじめ、祝賀会、祝宴会、歴史展示、文化企画などを通じて、八広という街が歩んできた歴史を振り返り、その思いを未来へ受け継ぐ一日となります。
そして、この祭りは60周年だけの記念行事ではありません。
8月8日を「八広の日」として祝い、この日を地域の新たな文化として未来へ受け継いでいく、その第一歩となる祭りです。

八広という街が生まれた日
昭和40年(1965年)。
住居表示の実施に伴い、それまでこの地にあった8つの町が一つとなり、「八広」という町が誕生しました。
新しい町名には、「八方末広がり」の願いが込められています。
人がつながり、街が広がり、未来へ向かって発展していく。
そんな願いを込めて名付けられた町でした。
そして2026年。
八広は誕生から60周年という大きな節目を迎えます。
さらに今年は、
令和8年。
8月8日。
そして「八広の日」の制定。
偶然とは思えないほど多くの「八」が重なる、八広にとって特別な一年となりました。
30年前、街の名前を取り戻した人々
現在、多くの人に親しまれている京成線「八広駅」。
しかし、この駅はかつて「荒川駅」という名前でした。
地域の人々は長年、
「街の玄関口に、街の名前を。」
という願いを持ち続けていました。
地域住民や町会関係者による署名活動、行政や鉄道会社への働きかけなど、多くの人々の努力が実を結び、平成6年4月1日、「八広駅」が誕生します。
この駅名変更は、単なる駅名の変更ではありません。
地域の人々が、自分たちの街に誇りを持ち、その歴史や文化を未来へつないでいこうという思いの象徴でもありました。
奇しくもその日は、千葉県成田市に京成電鉄「公津の杜駅」が開業した日でもあります。
実行委員会では、このご縁を大切にしながら、将来的には公津の杜との友好交流も育んでいきたいと考えています。

一人の想いが、16町会を動かした。
今回の『八広八八祭り』の原点には、一人の地域住民の強い願いがあります。
実行委員会の事務局を担う本多信悟氏は、長年、地域のまちづくりに携わってきました。
八広駅誕生にも深く関わった本多氏が、今回最も伝えたかったこと。
それは、
「駅名が変わったことではなく、八広という街が、どのような思いで生まれ、多くの人たちがこの街を守り続けてきたのか。その本当の歴史を、子どもたちへ伝えたい。」
ということでした。
今回の祭りは、一人の夢から始まったものではありません。
その思いに共感した人々が、一人、また一人と集まり、やがて16町会すべてが賛同する大きな輪へと育っていきました。
本多氏は、
「町会に金銭的な負担はお願いしない。できる限り地域の負担を減らしながら、子どもたちのために、新しい伝統をつくりたい。」
そんな思いで地域を歩き続けました。
その積み重ねが、多くの賛同を生み、八広地区16町会が初めて一つの実行委員会として結集することにつながりました。
本多氏はこう語ります。
「八広駅が誕生した時、公津の杜という新しい駅とのご縁がありました。私は今でも『公津の杜様様』だと思っています。いつの日か、八広と公津の杜が友好関係を築き、お互いの街を訪れ合えるようになれば、それ以上にうれしいことはありません。」
一人の願いから始まった小さな物語は、今、地域全体の物語へと育ち、新たな歴史を刻もうとしています。

16町会が初めて一つになる
『八広八八祭り』でもう一つ特筆すべきことがあります。
それは、八広地区16町会が初めて一つの実行委員会として結集したことです。
それぞれ長い歴史を持ち、独自の活動を続けてきた16の町会。
今回、そのすべてが垣根を越え、
「八広誕生60周年を、地域みんなで祝い、未来へつないでいこう。」
という思いのもと、一つになりました。
さらに地域の小中学校、各種団体、企業、ボランティアも加わり、世代を超えた地域ぐるみの取り組みへと発展しています。
少子高齢化や地域コミュニティの希薄化が進む中、地域全体が一つの目標に向かって力を合わせるこの取り組みは、これからの地域づくりの新しいモデルとなることを目指しています。
八広の夏を彩る「888人提灯行列」
本祭最大の見どころとなるのが、「888人提灯行列」です。
浴衣姿の参加者が提灯を手に、夏の八広の街をゆっくりと歩きます。
提灯は地域や企業からの協力によって準備され、子どもたちを中心に配布されます。
提灯に灯る小さな明かりには、
地域への感謝。
先人たちへの敬意。
そして世界の平和への願い。
そんな思いが込められています。
スマートフォンの光ではなく、人の手で灯すやさしい灯り。
その灯を手に歩く体験は、きっと子どもたちの心に残る夏の思い出になるでしょう。
実行委員会では、この提灯行列を一過性のイベントではなく、「八広の日」を象徴する新たな伝統行事として毎年開催し、未来へ受け継いでいくことを目指しています。



祝賀会から祝宴会へ
当日は、八広誕生60周年と「八広の日」の制定を祝う記念祝賀会を開催します。
八広地区16町会が一堂に会し、60年にわたる街の歩みを振り返るとともに、これからの八広について語り合う節目の式典となります。
祝賀会終了後には、多目的ホールに会場を移し、地域の皆さまとともに祝宴会を開催します。
この祝宴会では、八広で生まれ育ち、長年地域に親しまれてきた落語家・橘家圓菊師匠が司会を務めるとともに、記念の一席を披露します。
笑いと人情あふれる落語を通じて、八広らしい温かな時間をお届けします。
八広ゆかりの文化を未来へ
祝宴会が行われる多目的ホールでは、八広ゆかりの文化を紹介する特別企画も予定しています。
現在、映画『下町の太陽』の上映を予定しており、昭和の下町を舞台にした作品を通じて、八広の風景や人々の暮らしを振り返ります。
さらに、旧・吾嬬町を故郷とする歴史家・作家半藤一利氏に関する企画や、八広周辺を舞台の一つとした名作漫画『キャプテン』で知られる、ちばあきお氏・ちばてつや氏ゆかりの企画についても現在調整を進めています。
地域の文化や歴史は、人から人へ受け継がれてこそ生き続けます。
『八広八八祭り』では、地域が育んできた文化を次世代へつなぐ場として、このような企画も大切に育てていきたいと考えています。
新しい名物、新しい伝統
会場には16町会による模擬店が立ち並び、子どもから大人まで楽しめる下町らしい賑わいが広がります。
また、八広の新しい名物として開発が進められている「八広タコ飯」のお披露目も予定しています。
歴史を大切にしながら、新しい文化も生み出していく。
それもまた、『八広八八祭り』が目指す姿です。
八広誕生60周年という節目は、ゴールではありません。
新しい八広の歴史が始まる、スタートラインです。

八広の日、はじまる。
2026年8月8日。
この日、「8月8日」は新たに「八広の日」として制定されます。
『八広八八祭り』は、この記念日制定を祝う最初の祭りです。
しかし、この祭りは60周年だけの記念事業ではありません。
実行委員会では、「八広の日」を毎年8月8日に祝い、この祭りを地域の新たな伝統として未来へ受け継いでいくことを目指しています。
888人提灯行列も、祝賀会も、祝宴会も、その第一歩です。
子どもたちが大人になり、またその子どもたちへ。
世代を超えて受け継がれていく地域文化となることを願っています。

過去から未来へ
60年前。
8つの町が一つになり、「八広」が生まれました。
30年前。
地域の願いが実り、「八広駅」が誕生しました。
そして2026年。
「八広の日」が新たに生まれます。
街は、人がつくります。
歴史も、人が受け継ぎます。
そして文化も、人から人へ受け継がれていきます。
『八広八八祭り』は、過去を懐かしむための祭りではありません。
この街を築いてきた人々への感謝を胸に、その思いを子どもたちへ、そして未来へ手渡していく祭りです。
地域の歴史を知る人も。
初めて八広を訪れる人も。
子どもも、大人も。
この日、八広という街の新しい歴史の始まりを、一緒に見届けていただければ幸いです。
開催概要
【イベント名】
八広誕生60周年記念『八広八八祭り』
【開催日時】
2026年8月8日(土)
【会場】
八広地域プラザ吾嬬の里
【主催】
墨田区八広地区十六町会実行委員会
【主な内容】
- 八広誕生60周年記念祝賀会
- 祝宴会(橘家圓菊師匠による司会・記念の一席)
- 映画『下町の太陽』上映(予定)
- 八広の日制定記念
- 888人提灯行列
- 地域歴史展示
- 文化企画(半藤一利氏・ちばてつや氏・ちばあきお氏関連企画を調整中)
- 16町会模擬店
- 八広タコ飯(予定)
ほか
実行体制
墨田区八広地区十六町会実行委員会
お問い合わせ
八広八八祭り実行委員会事務局
〒131-0041
東京都墨田区八広4-23-5 オリンポス八広101
TEL:03-3614-9171
FAX:03-3614-9173
【実行委員会メッセージ】
八広という街は、多くの人々の願いによって生まれ、支えられ、今日まで歩んできました。
その歴史を未来へ受け継ぐために、私たちは「八広の日」を制定し、『八広八八祭り』を毎年開催してまいります。
令和8年8月8日。
八広誕生60周年という節目の日が、新たな地域文化の始まりとなることを願っています。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。







