5月18日、墨田の街角にピンポンが生まれる――

アートプロジェクト「Ping Pong Platz」
2拠点連続始動!

Ping Pong Platz

2025年5月18日()、墨田区内の2カ所にて、屋外卓球台を用いたユニークなアートプロジェクト「Ping Pong Platz(ピンポン・プラッツ)」が同時始動します。

アーティストのジャコモ・ザガネッリを中心に展開されるこのプロジェクトは、地域に開かれた公共空間の新しい可能性を提示するもので、京島の「AKICHI+」と文花の「あずま百樹園キャンパスコモン」の2会場にて、それぞれのオープニングイベントが開催されます。

● 2つの会場で連続スタート

Ping Pong Platz プロジェクトは、公共空間に実際にプレイできる卓球台を設置することで、誰もが立ち寄り、交流できる場を生み出すアート・インスタレーション。これまでも短期的なポップアップイベントとして実施されてきましたが、今回はより継続的な展開を見据えた取り組みとなっています。

各会場には、ザガネッリによる新作アートワークとして、計3台の屋外卓球台が設置され、自由に使用可能。オープニング当日は、トークや参加型セッションなども予定されており、アートとまちの融合を体験できる貴重な機会です。

【1】Campus Common Ping Pong Platz(あずま百樹園キャンパスコモン)

あずま百樹園キャンパスコモン

【日時】
2025年5月18日()11:00〜

【会場】
あずま百樹園キャンパスコモン(墨田区文花1-19)

【内容】
・オープニング・トーク & 卓球台のお披露目
・PPPセッション(自由参加型のピンポン会)

【主催】
UDCすみだ × PPP collective

※雨天中止または延期の場合は、Instagram(@pingpongplatz)にてお知らせします。

【2】AKICHI+ × Kyojima Ping Pong Platz リニューアルオープニングイベント

AKICHI+

【日時】
2025年5月18日()12:00〜

【会場】
AKICHI+(墨田区京島3丁目52−2)

【内容】
・AKICHI+オープニング・トーク
・アーティスト・トーク & 新作お披露目(Giacomo Zaganelli)
・PPPセッション(自由参加型のピンポン会)

【主催】
UR都市機構 × PPP collective

※雨天中止または延期の場合は、Instagram(@pingpongplatz)にてお知らせします。

● プロジェクトについて

Ping Pong Platz(ピンポン・プラッツ) は、2022年にアーティストのジャコモ・ザガネッリが、灰谷歩、シルヴィア・ピアンティーニと共に墨田区で始動させた公共空間を活用したアートプロジェクト。まちなかに卓球台を置くというシンプルな行為を通じて、人と人が出会い、時間を共有する風景をつくり出しています。

プロジェクトはPPP Collectiveとして、地域の人々とともに展開。これまでにも墨田区内各所で1日限りのピンポンイベントや、2024年10月には2か月間の長期設置などを実施してきました。また、ザガネッリの活動は岡山や日比谷など全国にも広がっています。

● アーティスト紹介

ジャコモ・ザガネッリ(Giacomo Zaganelli)
イタリア出身のアーティスト・キュレーター。公共性や社会性を空間を通じて問い直す活動を続けており、ヨーロッパやアジアで数多くのプロジェクトを展開。代表作に《Non A Tutti Piace L’Erba》(フィレンツェ)、《Superficially》(台北)、《Grand Tourismo》(ウフィツィ美術館)など。日本国内でも瀬戸内国際芸術祭や岡山での芸術祭に参加しており、近年は特に市民参加型の作品に注力しています。

● 会場紹介

あずま百樹園キャンパスコモン(Campus Common)

UDCすみだ(アーバンデザインセンターすみだ)が運営する区立公園。墨田区が推進する「大学のあるまちづくり」の一環として整備され、地域交流や学びの場として活用されています。

AKICHI+(アキチプラス)

UR都市機構が展開する新しい公共空間。木造密集市街地の不燃化を目的としながらも、地域のクリエイターや住民と共に育てていく「実験的な公共空間」として注目されています。

● お問い合わせ・最新情報

Ping Pong Platz(PPP)
Email:pingpongplatz.sumida@gmail.com
Instagram:@pingpongplatz

※イベント内容の変更や天候による中止などのお知らせは、Instagramにて随時発信されます。

墨田のまちにアートとピンポンが溶け合うこの春のイベント。子どもから大人まで、誰もが自由に参加できる「公共空間」の新しい形を、ぜひ体験してみてください。