宿泊で完成させる、非日常の民泊アート「宿の家」
若い世代を中心に、「イースト・トーキョー」エリアが注目されています。
その中でも、墨田区の京島界隈は、戦火に免れた長屋も多く残っていて、消えつつある下町の暮らしや風情が色濃く残る街として、独自のまちの個性が際立っています。
このまちの魅力に惹かれ、古民家をリノベーションしたカフェや若手アーティストのアトリエや工房も多く生まれ、代々からの住民やこのまちの付近に多い町工場とも自然に融合しながら、世代を超えたコミュニケーションも確立されています。
この昭和の面影が残る下町「京島」が若者やアーティストを惹きつける魅力はなんだろう?そんな答えを紐解くような実験的イベント「宿泊アクションで完成される、非日常的の『民泊アート』」が現代美術家の北川貴好さんのプロデュースによる2月8日(土)~3月8日(日)の1ヶ月間で開催されます。
(パンフレットより)
おばあちゃんちに泊まるとき。旅先のホテルに泊まるとき。恋人の部屋で夜を明かすとき・・・。
わたしたちはかりそめに宿るとき、ハウスルールにつき従うよう、習慣づけられているものです。
本プログラムは、そんな宿の掟をアートの文脈で解体、再構築いたしました。
『宿り手(宿泊者)』となるあなたは、
『宿り主(アーティスト・北川貴好)』の設定したハウスルールを体験することになります。
ルールはさまざま。謎の宅急便を受け取ったり、お蕎麦やさんに出前を頼んだり・・・。
また自由時間には、屋根のランドスケープやお風呂、洗濯機を用いたインスタレーションを体験いただけます。
家という装置を解体・再構築した『宿の家』は、大正時代の平屋民家をリノベーションしたアート作品の一部です。
『宿り手』のあなたが能動的に、仕掛けの変化や外部との繋がりに触れていくことを期待します。
あなたなの宿泊アクションによって。「宿の家」というインスタレーション作品は、はじめて完成するのです。
京島に佇む古民家に滞在することで、そのまちの魅力を知る。
そこから生まれる地域との関連性を北川貴好氏の仕掛けとともに体験できるイベントです。
このイベント参加での結果は、参加者により異なりさまざまな結果が生まれてきます。
主役はただ一人、「宿り手」の参加者のあなたのみ実感できるイベントです。
京島の古民家で非日常を体験してみてください。
日時:2020年2月8日(土)~3月8日(日)
場所:江戸長屋「別館/Bekkan」東京都墨田区京島3-57-9
料金:12,000円(税込)1棟レンタル、1泊朝食付き
※人目からは1人増すごとに+1,500円(最大4人まで)
※夕食代として各自800円~1,500円ほど別途必要
ご予約・詳細お問い合わせ ご予約はTELもしくはE-mailにてお申し込みください。
TEL:090-4164-8383(後藤)
E-mail:info@yadonoie.net
※宿泊開始から翌朝にいたる所定時間を「宿の家」中心にお過ごしいただくプログラムになります。あらかじめ他のご予定を避けていただき、ご参加ください。