すみだ物語

街のものがたり

すみだギャラリー探訪【1】 ⅡBスタジオ

墨田区には、それぞれ個性を生かした小さなギャラリーが多くあります。
「すみだギャラリー探訪」では、そんなギャラリーの魅力を紹介してしていきます。

ⅡBスタジオ

今回ご紹介するギャラリーは、6月16日()にオープンしたばかりの「ⅡBスタジオ」です。

墨田区文花三丁目の築90年を越える古民家をリノベーションしたギャラリーで、現代アーティストの海野良太さんと三宅哲平さんのアトリエ兼ギャラリーとしてオープンしました。

常時は、両アーティストのアトリエとして使用していますが、不定期開催でギャラリーとして作品の展示も行う予定です。このギャラリーの特徴として、店舗スペースがあること。この店舗スペースの利用方法は、今後どのように展開していくかは、現在思案中のこと。この展開も楽しみの一つです。

築90年を越すスタジオの外観
築90年を越すスタジオの外観

6月16日()にはオープニングイベントが11時から21時まで開催され、多くの方々が集まり注目を集めていました。

ギャラリー内には、海野さんと三宅さんの作品が展示され、両アーティストの作品はコンセプトも画風も異なりますが、作品の持つ力量によるパワーバランスか見事に調和されていました。

当日は、仮設の店舗スペースが用意されていて、フードやドリンクが用意されていました。絵を見るだけではなく、そこに訪れた人々同士の交流も同ギャラリーのコンセプトの一つです。

ギャラリーに併設されたカウンター
ギャラリーに併設されたカウンター

当日の仮設店舗の1日店長の瀧川栄子さん(写真左)とスタッフ
当日の仮設店舗の1日店長の瀧川栄子さん(写真左)とスタッフ

「絵を描くのは、実は上手くないんです。それで行き着いたのが今の画風です。人々が交差する環境や場所に興味を抱いています。そこからいろんなアイデアが生まれてきます。このギャラリーもまさに、人々が交差する場所になればと思います」と海野さん。

海野良太さんと作品
海野良太さんと作品

海野さんの作品は、クライアントから依頼されて描くことが多いといいます。その依頼は、国内にとどまらず、海外からの依頼も多いそうです。作品全体を眺めながら見ても、ひとつ一つ描かれた人物や風景を見るのも楽しく、ついつい見入ってしまう作品ばかりです。

海野作品の一部をクローズアップ
海野作品の一部をクローズアップ

三宅さんは、多彩な技法と表現を用いたバリエーションが特徴です。現代アートの作品から、遺影絵画とそれぞれアートの持つ魅力と背景を最大限に表現されています。

三宅哲平さんと作品
三宅哲平さんと作品

三宅さんが描く遺影絵画
三宅さんが描く遺影絵画

ギャラリーとして、完成された作品を鑑賞するだけでなく、その制作風景を見ることもできる可能性もある今後が楽しみなギャラリーです。

ⅡBスタジオ(ツービースタジオ)
住所:東京都墨田区文花3-7-1
アクセス:東武亀戸線小村井駅徒歩5分