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すみだ企業博物館巡り【2】『東武博物館』

墨田区には、『タバコと塩の博物館』『セイコーミュージアム』『東武博物館』『花王ミュージアム』『郵政博物館』の5つの企業博物館があります。『すみだ企業博物館巡り』では、順次5つの博物館をご紹介していきます。

 

第二回目にご紹介するのは、『東武博物館』

東武博物館は、東武鉄道創立90周年記念事業として、1989(平成元)年5月20日にオープン、その後、開館20周年を迎え、2009(平成21)年7月22日にリニューアルオープンをしました。

館内は、「東武の幕開け」、「東武のあゆみ」、「安全・快適にはこぶ」、「時代を担った主役たち」、「関東平野にひろがる東武」、「向島サテライト」、「リアルタイム」、「記念物・保存物」の8つのコーナーに分けて構成されています。

「東武の幕開け」コーナーでは、東武鉄道の出発点となった5号蒸気機関車を開業時の姿に復元して展示されています。また、子ども達に人気のSLショーが行われていています(午前2回、午後2回)。高らかに汽笛を鳴らし、車輪を回転させる姿は迫力満点です。

5号蒸気機関車
5号蒸気機関車

「東武のあゆみ」コーナーでは、1924(大正13)年、浅草(現とうきょうスカイツリー)~西新井間の電化にともない新造されたデハ1形5号電車を展示しています。
その他、東武鉄道が歩んできた歴史やその歴史を支えてきた車両の写真や模型を展示して、蒸気機関車から現在の省エネ・ハイテク車両までの移り変わりを紹介しています。

デハ1形5号電車
デハ1形5号電車

「安全・快適にはこぶ」コーナーでは、電車やバスの運転を実物の運転席で体験できるシミュレーションが設置されています。また、電車の走る仕組みの紹介やトキ1形貨車、下野電気鉄道デハ103号の台車や信号機、クロスバー式電話交換機など安全に欠かせない当時の貴重なものを見ることができます。

50050系シミュレーション
50050系シミュレーション追加のフルハイビジョンの映像です!

30000系シミュレーション
電車が安全に走るしくみが学べるジオラマ

「時代を担った主役たち」のコーナーでは、時代のニーズに合わせ造られ、引退後も大切に保存された実物の車両を館内と屋外に展示しています。
展示されている車両は、東武鉄道開業時から活躍した5号・6号蒸気機関車、蒸気機関車に替り貨物輸送を担った電気機関車ED101号・ED5015号、戦後最初の新造特急5700系5701号、往年の名特急車1720系デラックスロマンスカー、かつて日光を走った路面電車の日光軌道203号、キャブオーバーバス、明智平ロープウェイのゴンドラなど12の車両が展示されています。

キャブオーバーバス
キャブオーバーバス

「関東平野にひろがる東武」のコーナでは、東武鉄道の広大な路線や一日の走行風景を横14m奥行き7mの大パノラマで紹介しています。実物の運転台を操作して、選択した模型電車を自分で運転することができます。

パノラマ
広大なパノラマを楽しむ見学者

「向島サテライト」のコーナーでは、東武ゆかりの地である、向島周辺の文化と歴史を紹介しています。向島百花園や隅田川七福神にまつわる寺社や墨田区伝統工芸品、永井荷風や幸田文らの文学作品が紹介されています。

「リアルタイム」のコーナーでは、駅で使用していた実物機器を展示。東向島駅のホーム下に位置する「ウォッチングプロムナード」では、実際に走っている電車の車輪やモーター、ロングレールの伸縮継ぎ目などを至近距離から観察できます。

ウォッチングプロムナード
ウォッチングプロムナード

「記念物・保存物」コーナーでは、1897(明治30)年の創立以来、東武鉄道の歴史のなかで、各時代を伝えるさまざまな資料が展示されています。

訪れた日は、土曜日ということもあり、多くの家族が訪れていました。
電車やバスの運転のシミュレーションは人気が高く、実際の運転さながら振動を楽しむこともできます。
展示されている車両は、中に入ることが出来、時代を超えた旅行気分を楽しむことが出来ます。
「電車好きな方はもちろん、大人から子どもまで楽しめる展示や体験コーナーがあります。ぜひお越しください」と東武博物館・業務担当の鈴木愛美さん。

レトロな電車の車内
レトロな電車の車内

ー交通と文化のー
東武博物館
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人200円(100円)子ども(4才から中学生まで)100円(50円)※( )内は20名様以上の団体入館料
※団体の場合は3才から有料
※障害者手帳をお持ちの方はご本人及び付添人2名様まで通常料金の半額
東京都墨田区東向島4-28-16(東武スカイツリーライン東向島駅下車・駅のとなり)
TEL:03-3614-8811(代)
FAX:03-3614-8814
http://www.tobu.co.jp/museum/