すみだスケッチ

すみだの想い出

明日のことを考えられるまちづくり

牛久光次

法人寺島・玉ノ井まちづくり協議会 事務局長
株式会社牛久工務店 代表取締役
牛久光次

墨田区の墨田で生まれ、長屋に住み、路地を駆け回り銭湯に通いながら育ちましたが、物心着く頃には下町の垢抜けないところがあまり好きになれなく、実のところ地元愛はあまり持てないでいました。

大工で工務店をしていた父親が19歳の時に病に倒れ右半身麻痺になってしまったのをきっかけに工務店を継ぐようになり、その後、地元の玉ノ井カフェの内装工事を機に、まちおこしの会に関わりはじめ『寺島なす復活プロジェクト』、さらに“年配から小さな子供達も一緒に楽しめる場づくり”を意識して、すみゆめ『江戸に浸かる。』の活動、『たもんじ交流農園』を創りました。

そのような活動を通して多くの方と出会うことができ、一緒に想いを共有して協働することの面白さを知り、本業とは違った“新たなものを創る喜び”を感じるもう一つの日常となり、今や地元のすみだが好きで誇れる様になってきました。

すみだは昔も今も、他所から来た者も歳にも関係なく、大らかに向かい入れてくれるところがあると感じます。年老いても若者には負けじと、夢に向かって進む心と力を持つ先輩方も多く、墨田区も市民活動を尊重し裏方としても応援してくれます。

区内のいろいろな地域で、それぞれの得意な分野で想いを込めた“つながりの場づくり”が行われています。そんな入り混じった文化を持つまちはそうそうないのかもしれません。明日のことを想像するとワクワク出来る。そんな“すみだ”になって行けることを信じています。