すみだスケッチ

すみだの想い出

まちの人々との交流により ますます好きになる墨田区

森山育子

一般社団法人 墨田区観光協会
理事長 森山育子

いまから約7年半前の2011年8月に(株)ジェイコム東京すみだ局の局長として、墨田区で仕事を始めました。当時は会社として地域の団体や町会などとのお付き合いも希薄になっており、一人でイベントなどに出かけてご挨拶をさせていただいてもお叱りをいただくことや怪訝なお顔をされることも多く、お顔を覚えていただくまで何度も名刺をお渡しし、気を張る日々だったことが懐かしく思い出されます。

翌年から墨田区観光協会の理事として観光事業のお手伝いを始めた時に、とある事務局の方から、「森山さん、墨田区で仕事をするなら鬼平犯科帳を3回読まないとダメだよ」と言われ、すぐに全24巻を買い求め、何度も読み直したことはとても懐かしい思い出です。もちろんその時は、今の自分を想像すらしていませんでしたが。ただ、そのことをきっかけに毎日、自転車で街中を動き回るうちに墨田区の歴史や文化、伝統、産業など様々なことに興味を持ち、いろんな方々との温かい交流を通じて心から墨田区を好きになっていきました。

転勤で一時、墨田区を離れましたが、ご縁もあって昨年4月に墨田区観光協会へ転職、6月から理事長を拝命させていただきましたが、少しでも大好きなすみだの皆様のお力になれればうれしく思います。